【必読】教育ローンについて使い方から注意点まで徹底解説

【必読】教育ローンについて使い方から注意点まで徹底解説

子供の進学のためにお金が必要…そのためには教育ローンの利用が必要?

教育ローンの利用を検討しているけど「そもそも教育ローンってどんなもの?」と考えている方に対して、教育ローンの基本的なことを紹介していきたいと思います。

この記事の内容は…

  • 教育ローンの種類と特徴とは?
  • 教育ローンの使いみち、アドバイスと体験談を紹介!
  • 教育ローンの手続きと返済方法とは?

について解説しています。

まずは教育ローンについて知っていきましょう!

教育ローンとは?特徴について

教育ローンとは?特徴について

教育ローンとは?

  • 資金の使用が教育関連費用に限られているローンのこと

教育ローンとは中学・高校・大学進学など、資金の使用が教育関連費用に限られているローンのことです。基本的に保護者が借り、返済も保護者が行います。

国や民間などさまざまな種類の教育ローンがあります。

教育ローンどこから借りられる?種類は?

教育ローンどこから借りられる?種類は?

  • 教育ローンには国と民間がある

ここでは機関別の教育ローンについて紹介をしたいと思います。

国の教育ローン

国の教育ローン

  • 国の教育ローンは日本政策金融公庫

まずは国の教育ローンについて紹介します。日本政策金融公庫が貸付を行っている教育一般貸付 が国の教育ローンと言われています。
日本政策金融公庫 教育一般貸付 (国の教育ローン)

借入限度額 金利 おすすめポイント
350万円まで(海外留学資金の場合は450万円まで。上限あり。) 年1.76%(固定金利) 入金日数20日程度と早く借り入れが可能!

民間の教育ローン

民間の教育ローン

  • 民間の教育ローンは銀行・信金・農協などがある。

銀行が行っている教育ローンは金利は高いですが、変動金利固定金利のどちらかが選べます。

ここではみずほ銀行を例に取り上げます。みずほ銀行の場合、教育ローンは他のサービスやお得に教育ローンが組める特典があるのも特徴です。
銀行教育ローン(みずほ銀行 教育ローンの場合)

借入限度額 金利 おすすめポイント
300万円まで 年3.475%(変動金利)
年4.300%(固定金利)
どちらか選べる!
途中変更できないので注意!
・住宅ローンを利用中、もしくは完済しているとお得な多目的ローンが利用できる!
・証書貸付ローン利用中、過去に利用している場合は金利が下がる

信用金庫の教育ローンは金庫の会員や会員資格に該当しないといけませんが、金利は銀行よりも低めです。ここでは東京信用金庫を例に取り上げます。
信金の教育ローンについて(東京信用金庫の場合)

借入限度額 金利 おすすめポイント
30万円~1,000万円まで 年2.13%~年2.98% 極度金額50万円のカードローンと同時に申し込むと、金利を0.40%割引してくれる!

 

利用者に聞いた!教育ローンの使いみち

利用者に聞いた!教育ローンの使いみち

  • 教育ローンを実際利用していた人から聞いた使いみちを紹介します。

「教育関連費用に限られているけど、教育ローンの実際の使いみちは?」と思う方も多いのではないでしょうか?

教育ローンを利用した理由や教育ローンの詳細(申し込み時期、借入期間、返済期間、借入額)をまとめました。

国の場合

Kさん(20代男性)

Kさん

高校の入学金が準備できなかったので利用しました。国の教育ローンは金利が低いので、国から借りることをおすすめします!
申し込み時期 2015年3月
借入期間 3年
返済期間 3年
借入額 38万7000円

Iさん(30代男性)

Iさん

子供の留学費用のために利用しました。子供の可能性を広げられるチャンスは、実際は一度のみだと思います。
申し込み時期
借入期間 2年
返済期間 1年
借入額 25万円

Hさん(40代男性)

Hさん

自分自身の大学院進学費用(入学金・授業料)のために利用しました。

金融機関にもよりますが、利用するには事前に使いみちを証明する書類や自己の所得を証明する書類の準備が必要となり、思ったより時間がかかることがあります。そのため、時間的余裕を持った準備が必要です。

申し込み時期 2014年3月
借入期間 5年
返済期間 5年
借入額 100万円

民間の場合

Yさん(40代男性)

Yさん

子供の入学金の支払いのために利用しました。極力最低限の借入をオススメします。
申し込み時期 2017年1月
借入期間 3年
返済期間 5年
借入額 200万円

Aさん(30代女性)

Aさん

大学の授業料を支払うために利用しました。借りれる額と返せる額を見極めて利用してください。
申し込み時期 2011年3月
借入期間 1年
返済期間 5年
借入額 200万円

実際に利用している人の使いみちを聞いて、教育ローンがより具体的にわかってきましたか?

しかしそうは言っても「教育ローンいつから借りられるの?」「どのくらい借りられるの?」と思いませんか?詳しく説明していきます。

教育ローンいつから借りられる?

教育ローンいつから借りられる?

  • 申込みは1年中いつでも可能

教育ローンはいつから借りられるのか?疑問に思うかたも多いと思います。

1年中いつでも受付をしており、申し込みが可能です(国の教育ローンの場合)また銀行の教育ローンも申込みから借り入れまで2週間という銀行もあります。(千葉銀行の場合)

お金が必要になった直前でも借りることは可能ですが、余裕を持って早めに申し込みをすることをおすすめします。

教育ローンはいくらまで借りられる?

教育ローンはいくらまで借りられる?

  • 国の教育ローンは350万円、銀行の教育ローンは会社によって異なる。
  • 借入額だけではなく返済できるかも考える。

大学の進学費や教育関連費用の出費は大きいですよね。いくらまで借りられるのか気になる方も多いと思います。

国の教育ローンでは350万円まで借りることができます。海外留学などを考えている場合には450万円まで借りることかできます。

民間の教育ローンは会社によって異なりますが、借入額が最低30万円から最高3000万円など会社によってさまざまです。

できる限り多く借り入れがしたいと思う方もいると思いますが、返済のことをしっかり考えると借り過ぎはよくありません。

そのためいくらまで借りられるのかだけではなく、返済できるかもしっかりと考えて借入額を決めましょう。

教育ローンの知識も少しづつ理解できたのではないでしょうか?

ここまで理解ができたら、重要な教育ローンの申込みについて説明します!

教育ローンの手続き

教育ローンの手続き

  • 図で流れを紹介します。

教育ローンの手続きや必要書類について紹介していきます。
不備があり申し込めなかったということがないようにしっかりと確認していきましょう。

教育ローンの申込みの流れについて

教育ローンの申込みの流れについて国と民間ほとんど同じです。

おおまかな流れは図の通りです。各サイト詳しく載っているため、詳しくはこちらから確認をしてください。

また民間の銀行の教育ローンについては利用を考えている銀行のホームページを確認してみてください。

国の教育ローンの申込みの流れ

申込書類について

  • 図で紹介します。

申込みに必要な書類については次の通りです。国も民間も本人確認書類・収入が確認できる書類・使いみちを確認できる書類が必要となります。

国の場合

・借入申込書
・住民票の写しもしくは住民票記載事項証明書
・運転免許証もしくはパスポート
・源泉徴収票または確定申告書(控)
・預金通帳(最近6ヶ月以上)

申込み内容によって必要書類が異なります。
よく確認をしてください。
詳しくはこちら

民間(みずほ銀行)の場合

・ ご本人確認書類(以下のいずれか1通)

(1)運転免許証*1
(2)運転経歴証明書*1*2
(3)パスポート(写真およびご住所のページ)
(4)各種健康保険証(被保険者および被扶養者のページ)
(5)印鑑証明書*3
(6)住民票*3
(7)在留カード*1
(8)特別永住者証明書*1*4
(9)年金受給証明書*3

*1 変更事項がある方については両面ともご用意ください。
*2 2012年3月31日以前の発行分は本人確認書類としてのお取り扱いはできません。
*3 発行後3ヵ月以内のものをご用意ください。
*4 外国人登録証明書は一定期間、特別永住者証明書とみなされます。

【ご注意】本人確認書類は氏名、住所、および生年月日が記載されているものに限ります。

必要な書類

・ご本人の年収を確認できる書類のコピー(以下のいずれか1通。ただし、お借入金額50万円以下をご希望の方は不要です。)

(1)源泉徴収票
(2)住民税決定通知書または課税証明書
(3)納税証明書(その1・その2)

*個人事業主、会社経営者の方は(2)または(3)のいずれかに限ります。

引用元:みずほ銀行教育ローン
年収を確認する書類

ここまで確認してきた書類は他のローンでも必要な書類のため大丈夫だと思いますが、次の書類は教育ローン特有のものなので要確認です!

教育ローンの使いみちを証明するもの
・入学金、学費納付書など
・[借換資金の場合]借入先からの現在の借入金額がわかるもの。また当該借入が教育関連資金であったことがわかるもの。
支払い済であることを確認できるもの(すでに自己資金で支払い済の場合)
・入学金や授業料の納付書、領収書など
教育ローンの使い道の証明

学費納付書などは送付されるので、進学先のホームページなどをしっかりと確認し保管をしておきましょう。

契約者について

契約者について

  • 融資対象の学校に入学・在学している子どもの保護者。学生本人が申し込める場合もある。
  • 両親以外の親族が申し込める

Q:学生本人が申込人になることはできますか。

A:ご両親のうち、主に生計を維持されている方にお申込人になっていただいておりますが、例えば、成人されており、勤務収入などの安定したご収入があって、独立して生計を営んでいらっしゃる方であれば、学生ご本人がお申込みいただける場合もございます。

引用元:日本政策金融公庫

学生本人がの申込みをできる場合もありますが、生計を維持している保護者が申込みをする場合が多いですね。

Q:教育ローンで、両親以外の親族が申込人になることは可能ですか

A:可能です。
*親族の方が申し込みいただく理由等を確認させていただく場合があります。

引用元:みずほ銀行

みずほ銀行の場合ですが、両親以外の親族が教育ローンを申込みすることもできます。

申し込みの流れや手続きについても完璧!もう契約ができる!と思っていませんか?
借入だけではなく、しっかりと返済方法も理解していましょう。

教育ローンの返済方法

教育ローンの返済方法

国の場合

教育ローン(JFC)は返済方法を元利均等返済としています。
例えば、300万円借りて15年で返済をすると考えると…

シュミレーション(年1.76 %のシミュレーション結果) 金額
毎月の返済金額(15年0ヶ月) 19,100円
1年間の返済額 228,900 円
返済総額 3,413,200 円
保証料総額 161,973 円

このような結果になります。毎月や1年ごと、返済総額までシュミレーションができるので、是非試してください。詳しくはこちら

民間みずほの場合

みずほ銀行も元利均等返済を返済方法としています。毎月一定の日であれば、返済日は都合に合わせて選択ができます。
例えば、300万円借りて10年で返済をすると…

シュミレーション(変動金利 年3.475%) 金額
毎月の返済金額(10年0ヶ月)3.475% 29,630円
1年間の返済額 355,560円
変動金利(最も引き下げられた場合) 3.375% 29,490円
1年間の返済額 353,880円

このような結果になります。返済期間が最長10年までしか設定できませんが、金利が選択できるのでいろいろ設定をかえて比較をしてみてください。また借入期間をかえた結果や他金利の結果も表示をしてくれるので便利です。詳しくはこちら

ここまで教育ローンのさまざまな情報を理解してきましたね!
しかし「教育ローンについて知ることができたけど、利用するのは難しいかな?でもお金が必要だからどうしよう」という方もいるのではないでしょうか。教育資金は教育ローンの他に手段があります。

教育ローンと奨学金の違いとは

教育ローンと奨学金の違いとは

  • 教育ローンは契約者・返済者が保護者、奨学金は契約者・返済者が学生本人

子供の進学のための資金なら教育ローンではなく、奨学金という手段もあります。
国の教育ローンと奨学金の違いを比べてみました。

教育ローン 奨学金
会社 日本政策金融公庫JFC 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO
借主 保護者 学生本人
審査・条件 保護者のみ
詳しくはこちら(利用条件)
詳しくはこちら(審査基準)
保護者と学生の両方
詳しくはこちら(貸与型)
詳しくはこちら(給付型・申込資格)
詳しくはこちら(給付型・推薦基準)
返済の義務 あり 貸与型:あり
給付型:なし(原則として返済義務なし)
借り方 一括で振り込まれる(借入総額を自分で決める) 毎月定額で振り込まれる
(2万・3万・4万・5万の金額から選択)

教育ローンと奨学金の違いは理解できましたか?上記の2つは併用が可能です。

教育ローンのトラブルに陥らないためにも、借りる前によく検討することが大切です。ここで注意しておきたいことをまとめました。

教育ローンの注意点

教育ローンの注意点

  • 早めに申し込みをする。
  • 借入額が適切かよく検討する。
  • 借入額だけでじゃなく返済のこともしっかり考えて検討をする。

借りる前に悩んでいることは人それぞれです。

不安なことも多いと思います。そこで教育ローンについてもっと知りたいという方は次のことを試してみてください。

何かあれば相談窓口へ相談!

  • 相談窓口を利用する!

なにか困ったことがあれば、利用したいと考えている機関の相談窓口を利用してください。

各社ホームページに「よくある質問」をまとめている場合があります。教育ローンについて同じ悩みを抱えている方も多いので、積極的に利用してみてください。

まとめ

まとめ

教育ローンの基本的な知識については理解できましたか?
大切な点をもう一度振り返って確認しましょう。

  • 教育ローンは教育関連費用に限って使用できる
  • 教育ローンの契約者と返済者は基本的に保護者
  • 教育ローンには国の教育ローン(日本政策金融公庫)、民間の教育ローンが(銀行・信用金庫・農協)がある
  • 金利と返済期間について必ず確認する

子供の教育のために必要な教育ローンだからこそ、慎重に借入から返済までも見据えた利用を心がけましょう。