個人事業ならビジネスローンを使おう!利用のメリットと注意点

個人事業ならビジネスローンを使おう!利用のメリットと注意点

 

個人事業にはお金の問題がつきものですよね。

特に個人事業は収入がなかなか安定せず、資金不足に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

そんなときに頼りになるのが、ノンバンクのビジネスローンです。

 

個人事業でビジネスローンを借りるのってどうなの?

個人事業主に最適のビジネスローンを知りたい!

 

という方のために、この記事では

  • 個人事業主がビジネスローンを利用するメリット・注意点
  • 個人事業主におすすめのビジネスローン

について解説していきます。

「今すぐおすすめのビジネスローンを知りたい!」という方はこちら

個人事業主がビジネスローンを利用するメリット

個人事業主の資金調達方法としては、主に以下のようなものがあります。

  • ノンバンク系ビジネスローン
  • 銀行系ビジネスローン
  • 銀行融資(プロパー融資)
  • 日本政策金融公庫の融資制度
  • 信用保証協会の保証付融資     など

このようにお金を借りる方法にはたくさんの選択肢があり、「どれが一番いいのかわからない!」という方も多いと思います。

数ある資金調達方法のなかでも、とりわけ個人事業主に最適な方法がノンバンク系ビジネスローンなのです

それでは、個人事業主の視点からビジネスローンを利用するメリットについて見ていきましょう。

審査が早い!

ノンバンクのビジネスローンは、銀行や公的機関など他の融資制度よりも審査が早いという大きなメリットがあります。

実際に、銀行や日本政策金融公庫での審査がだいたい数週間~2ヶ月かかるのに対して、ビジネスローンは最短即日~数日で審査結果が出ます。

また、ノンバンク系ビジネスローンは個人事業主でも審査に通りやすいという特長があります。

個人事業は企業に比べると収入が不安定なため、銀行や公的機関は個人事業主に対する融資には慎重になります。

その点、ノンバンクのビジネスローンは融資を簡単に受けられない中小企業や個人事業を対象とした事業者向けローンなので、他の融資制度に比べれば審査に通る確率は高いといえるでしょう。

また、ビジネスローンを選ぶ際に個人事業主・自営業者専用のものを選べば、法人と比べられるということもなく、より融資を受けやすいと考えられます。

連帯保証人がいらない!

ビジネスローンの大きな特長は、担保・保証人が不要で借りられるという点です。

これは個人事業主に限ったことではありませんが、銀行や公的機関では担保や保証人を求められることが多いため、その点ビジネスローンは借り入れのハードルが低いといえます。

家族や友人に連帯保証人になってもらうという手間やわずらわしさがないため、個人事業主でも借りやすくなっているのです。

限度額内で繰り返し使える!

ノンバンクのビジネスローンには、個人向けのカードローンと同じようにカード型のものが多くあります。

(図)
▲オリックスの「VIPローンカード BUSINESS」

(図)
▲オリコの「CREST for Biz」

カード型のビジネスローンなら、カードローンと同じような感覚で好きなときに好きな額だけATMで借り入れたり返済したりすることが可能です。

急な資金不足に陥ってしまったときでも、カード型のビジネスローンを持っていればすぐに資金を調達することができます。

プライベート資金にも使える!

先ほど、カード型のビジネスローンについて紹介しました。

わざわざビジネスローンを借りなくても、個人事業なら個人向けカードローンで良いのでは?

と思った個人事業主の方もいるかと思いますが、それはNGです。

なぜなら、カードローンは原則として事業資金への使用を禁止しているものがほとんどだからです。
カードローンで借りたお金を事業資金に使うことは不可能ではありませんが、万が一バレてしまったときのリスクを考えると、ビジネスローンを利用するほうが賢明です。

また、カード型ビジネスローンなら、ものによってプライベートな資金にも使用できるようになっています

事業資金 プライベート
個人向けカードローン
カード型ビジネスローン

つまり、カード型のビジネスローンを持っていれば、個人向けカードローンを持っていなくてもプライベート資金を調達することができるのです。

事業資金と生活資金の境界があいまいな個人事業にとって、ビジネスローンで2つの資金を同時にまかなうことができるというのは大きなメリットになるのではないでしょうか。


メリットまとめ

・審査が早く通りやすいので、緊急の資金不足にも対応できる
・担保や連帯保証人がいらないので借りやすい
・カード型なら限度額の範囲内で繰り返し利用できる
・カード型ならプライベート資金にも使用できる

個人事業主がビジネスローンを利用する際の注意点

ここからは、個人事業主がビジネスローンを利用する場合のデメリットや注意点について解説していきます。

金利に注意

ノンバンク系ビジネスローンの一番の欠点は、金利が高いことです。

ビジネスローンの金利はだいたい3.0%~18.0%で、銀行や公的機関による融資などと比べると高めに設定されています。

そのため、長期的な資金繰りにビジネスローンを利用するとなると、金利による負担が大きくなってしまいます。

ビジネスローンを借りる際には、できるだけ短期間の利用に控え、計画的な返済を心がけることが重要です。

低金利で借りるなら

もし「なるべく金利を低く抑えたい」と考えているなら、申し込みの複雑さや連帯保証人が必要なことを覚悟のうえで、日本政策金融公庫などの公的機関や信用金庫などから借りる方法を検討してみるのもおすすめです。
また、ビジネスローンを借りているあいだに法人化し、銀行融資や公的融資に成功しやすい状態にしてから申し込むという方法もあります。
いろいろな資金調達方法の詳しい情報については、こちらの記事を参考にしてみてください。
「ビジネスローンと銀行融資・公的融資の違いを徹底解説!」

必要書類に注意

個人事業主がビジネスローンに申し込む場合、法人とは用意する書類が違うので注意が必要です。

ビジネスローンによって定められている必要書類は異なりますが、おおかた共通しているのは確定申告書です。

個人事業主や自営業者の場合、確定申告書Bを提出する必要があります。

(図)
▲確定申告書B(国税庁ホームページより)

確定申告書を提出する際の注意点

・最新(前年度)のもの
・税務署または税理士の受付印があるもの(電子申告の場合、申告した事実が記載されている「受信通知」「電子申請等証明データシート」「申告書等送信票」などもあわせて提出)
※ビジネスローンの商品ごとに提出の仕方が異なる場合があります。

また、ビジネスローンによっては借入計画書や事業計画書などの提出を求められることもあるので、ゆとりを持って書類の用意ができるよう計画的に申し込むようにしましょう。

業歴に注意

先ほど、個人事業主がビジネスローンを申し込む際には確定申告書が必要であると説明しました。

それはつまり、ビジネスローンに申し込むためには業歴が1年以上必要であるということです。

確定申告書は事業の1年分の数字をあらわすものなので、少なくとも1年が経たなければ書類を作ることはできません

1年経っていないけどビジネスローンを利用したい!」という方のために、記事の終盤で業歴に関係なく申し込めるビジネスローンを紹介しています。
また、個人事業をはじめようとしている、もしくははじめたばかりという方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
「ビジネスローンは開業資金に使える!?おすすめの調達方法を解説!」


注意点まとめ

・金利が高いので、短期間の利用にとどめる
・確定申告書が必要
・業歴1年以上でなければ申し込みができない

個人事業主におすすめのビジネスローン

ここまで、個人事業主がビジネスローンを利用するにあたってのメリットと注意点について解説してきました。

いくつかのポイントに注意すれば、ビジネスローンは個人事業主にとってメリットの大きい資金調達方法であるといえます。

ここからは、

個人事業主におすすめのビジネスローンを具体的に知りたい!

という方のために、個人事業主におすすめのビジネスローンをいくつか紹介していきます。

カード型ビジネスローン

個人事業主に最もおすすめなのが、カード型のビジネスローンです。

メリットの部分でも説明したように、利用限度額の範囲内で繰り返し利用することができ、プライベート資金も借りることができます

また、ここで取り上げるビジネスローンはすべて大手消費者金融のものなので、早ければ最短即日で審査が完了します。

オリックス「VIPローンカード BUSINESS」

融資額 50万~500万円
年率 6.0%~17.8%
申込条件 業歴1年以上
担保・保証人 原則不要
必要書類 ・本人確認資料
・収入証明書
(その事業での所得が確認できる最新の所得税の確定申告書(第一表および第二表)で税務署印または税理士印のあるもの。※電子申告の場合は税務署印・税理士印は不要です。
なお、現在の事業状況および今後の事業計画、収支計画、資金計画について別途、弊社所定の用紙のご提出をお願いします。)
詳しくはこちら

オリックスのビジネスローンは、カード型ビジネスローンの中でも限度額が大きめなのが特長です。

法人でも利用可能なため個人事業主は審査で少し不利になってしまうかもしれませんが、

  • 来店不要で契約できる
  • 即時振込・即時返済に対応している
  • オリックスの会員限定サービスが受けられる

など多くのメリットがあり、個人事業主におすすめのビジネスローンとなっています。

プロミス「自営者カードローン」

融資額 ~300万円
年率 6.3%~17.8%
申込条件 年齢20歳以上、65歳以下の自営者の方
担保・保証人 不要
必要書類 ・本人確認書類
・収入証明書類(確定申告書[証明年度が前年分のもの]、青色申告決算書または収支内訳書)
・事業実態を疎明する書類(営業許可証[有効期限内のもの]または受注書/発注書/納品書/請求書/領収書/報酬明細に類する書類[発行日が直近1年以内のもの]等)
詳しくはこちら

SMBCグループのプロミスでは、個人事業主専用のカードローンも取り扱っています。

限度額は少なめですが、個人事業主専用のため他のビジネスローンに比べて個人事業主でも利用しやすくなっています

本人確認書類と確定申告書の他に、「事業実態を疎明する書類」の用意が必要なので注意しましょう。

アコム「ビジネスサポートカードローン」

融資額 1万円~300万円
年率 12.0%~18.0%
申込条件 業歴1年以上の個人事業主の方で当社基準を満たす方
担保・保証人 不要
必要書類 ・本人確認書類
・直近1期分の「確定申告書B(第一表)(写し)」
※契約極度額が100万円超の場合は次の書類も必要
青色申告の場合、直近1期分の「青色申告決算書(写し)」
白色申告の場合、直近1期分の「収支内訳書(写し)」
詳しくはこちら

三菱UFJフィナンシャル・グループのアコムでも、個人事業主専用のカードローンを取り扱っています。

先に紹介した2つのビジネスローンよりも少々金利が高めに設定されていますが、

  • 来店不要で契約できる
  • 最短30分で審査が完了
  • すでに契約しているアコムの個人向けカードローンから切り替えができる

などといったメリットがあります。

開業後すぐでも利用できるビジネスローン

注意点の部分でも説明したように、ビジネスローンを利用するためには基本的に業歴が1年以上必要です。

ですが、「開業してすぐのときにお金を借りたい」もしくは「個人事業をはじめるためにお金を借りたい」という場合もあるかと思います。

そんな方のために、業歴に関係なく申し込みができるビジネスローンをひとつ紹介します。

日本保証「エール500」

融資額 50万~500万円
年率 9.8%~18.0%
申込条件 事業主
担保・保証人 原則不要
※審査の結果、必要となる場合があります
必要書類 ・ご本人様を証明できるもの(免許証・健康保険証・住民票・パスポート等)
・決算書等事業に関する資料
・商業登記簿謄本(法人の場合)
・印鑑証明書・実印
詳しくはこちら

株式会社日本保証のビジネスローンは、法人にも個人事業にも対応している代表的なビジネスローンです。

カード型特有のメリットはありませんが、事業計画書を提出できればこれから開業する人や開業して間もない人でも申し込みができます

まとめ

いかがでしたか?

ビジネスローンは、使い方さえ気をつければ個人事業主にとって非常に心強い資金調達方法になります。

メリット・デメリットをきちんと理解したうえで、上手に活用するようにしましょう。

ポイント

・カード型ビジネスローンを選ぶ
・必要書類、業歴など申込条件に注意する
・金利が高いので短期間の利用を心がける