【保存版】賢い借金返済方法!節約・副業・借金減額のコツまとめ

『いつになったら完済できるのか不安。』
『返済日が近づくたびに金策に走るのはもう疲れた。』
『もっと上手な返済方法はないのだろうか・・。』

やっとお金を借りられてホッとしたと思ったら、今度は返済で生活が苦しめられている。
そんな辛い思いをしている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、“返済に充てるお金の増やし方”や“返済負担を減らす方法”についてまとめました。

誰にでもできる節約法や収入アップの具体的な方法、劇的に借金を減らす方法など、
今より楽に、もっと効率的に返せる借金返済方法を全力でご紹介していきます。

また、借金返済の基礎知識や悩んだときの相談先、返済に困らないためにはどうしたらいいのかといった、これから借金をする人にも知っておいていただきたい情報もまとめました。

借金返済のキホンを復習しておこう

ここでは、あなたに合った借金返済方法を見つけられるように順を追って解説していきます。

とにかく急いでいて借金返済方法だけを知りたい!
という人は、『返済に困ったときの借金返済方法』から読み進めて頂いても構いません。

ただ、どれも役に立つ重要な情報ですので、ぜひ後で読み返してみてくださいね。

さあ、まずは借金返済のしくみや返済が遅れたらどうなってしまうのか?
といった基本をおさらいしておきます。

返済額から利息を引いた分だけ元金が減る

みなさんご存知の通り、借金をすると利息を支払わなければいけません。

利息の計算式

 利息 = 元金 × 金利 ÷ 365(日) × 借りた日数

例えば、金利18.0%で50万円借りている場合
30日間の利息は 50万円 × 0.18 ÷ 365日 × 30日=7,397円 となります。

毎月1万円返済していくとすると、初回の返済では、7,397円分が利息の支払いに、残りの2,603円が元金の返済に充てられます。

同様にして翌月までの30日間の利息を計算すると

49万7,397円 × 0.18 ÷ 365日 × 30日=7,358円

となり 、2回目の返済で2,642円 元金が減ります。

このように、借金の返済では毎月の返済額から利息を支払って残った分が元金の返済に充てられます。

上の例だと、毎月返済する1万円の大部分が利息の返済になってしまっているので元金が少しずつしか減っていきませんね。

借金返済のコツ!
ちゃんと返済しているのに借金がなかなか減っていかないと感じている人は、返済したお金のほとんどが利息の支払いに回ってしまっているのかもしれません。

その場合は、毎月の返済額を増やすことで返済スピードがグンと上がる可能性があります。

延滞が続くと給料差し押さえの可能性もある

このまま借金を返済できないと恐ろしい事態になるんじゃないかと心配する声をよく聞きます。

大前提として、どんなに返済が遅れても脅されたり暴力を振るわれるようなことは一切ありません。
もしも、このような行為をする違法業者だった場合は、すぐに警察へ届け出てください。

正規業者から借りている場合は、次のような流れで請求されるのが一般的です。

①電話や手紙で催促される
②自宅に督促状が届く
③自宅に催告書が届く
④裁判所に訴えられる

督促状にはいついつまでにいくら払ってくださいという内容が記載されています。

催告書になると、いついつまでに支払わないと強制執行(差し押さえなど)の手続きに入りますという文面が追加されています。

さらに延滞が続くと、裁判所へ申し立てられて、最悪の場合は給与や財産が差し押さえられ、家や車が競売に掛けられてしまうこともあります。

また、借金を延滞すると

・遅延損害金という利息よりも高い迷惑料を支払わなければいけない
・信用情報にキズがつく可能性がある(いわゆるブラックリスト)
・延滞が長期間になると一括返済を求められることもある

といったリスクがあります。

借入先からの書面の文言が厳しくなってきたなと感じている人は、最終段階に近づいている可能性がありますので早急に対応しましょう。

返済が遅れそうなときはまず借入先へ連絡

どうしても返済日に間に合いそうにないと思ったら、すぐに借入先へ相談してみましょう。

事前に連絡すれば、返済期日を延長(最長1ヶ月程)してもらえたり、利息のみの支払いを認めてもらえるケースもあります。
ただし、どちらも一時的なその場しのぎの対応ですので、根本的な解決策を検討することも忘れずに。

借金返済のコツ!
返済が厳しくなったら借入先へ相談してみるのもひとつの手です。
事情によっては、返済を待ってくれたり、返済プランを見直してもらえる場合があります。
借金返済のキホンについて理解できたら、次は、今のあなたの借金について整理していきましょう。

借金の状態と自分の収支を知ろう

いくら借金があるのか?このままいくといつ完済できるのか?収支はどうなっているのか?
など、今現在の状況を把握することは借金返済においてとても重要なことです。

また同じことを繰り返さないためにも、しっかりと現状と向き合いましょう。

すべての借金を書き出す

借入先毎に、借入残高、金利、月々の返済日と返済額、完済予定時期をまとめましょう。

例えば、次のような感じです。

借入残高 金利 返済日 月々返済額 完済予定
A銀行
カードローン
20万円 14.0% 〇日 1万円 〇年〇月
(あと〇回)
消費者金融B 15万円 17.5% 〇日 8,000円 〇年〇月
(あと〇回)
Cキャッシング 7万円 18.0% 〇日 5,000円 〇年〇月
(あと〇回)

完済予定時期は、インターネット上で提供されている返済シュミレータを使うと、借入残高と金利、月々の返済額から算出できます。

借入先や金額が分からないときの調べ方

複数の業者から借りているとどこからいくら借りているのか分からなくなってしまうこともありまりますよね。

でも大丈夫です。
借入先が分かっている場合と分かっていない場合それぞれの調査方法を紹介しておきます。

借入先が分かっている
どこから借りているか分かっている場合は、WEB上の会員専用ページで確認するか、直接借入先へ問い合わせましょう。

借入先が分からない
どこから借りているか分からなくなってしまった場合は、信用情報機関に自分の信用情報の開示請求をしましょう。

信用情報とは、ローンやクレジットカードなどを利用した記録のことで、過去から現在に至るまでの情報が登録されています。

日本には次の3つの信用情報機関があり、みなさんの信用情報を管理しています。

・株式会社シー・アイ・シー(CIC)
・株式会社日本信用情報機構(JICC)
・全国銀行個人信用情報センター

銀行、消費者金融、クレジットカード会社などから借りている場合は、必ずいずれかの信用情報機関に記録がありますので、借入先が全く分からなくても3機関すべてに開示請求すれば自分の借り入れ状況を把握することができます。

ただし、公的な融資制度や個人間の貸し借り、非正規業者からの借金は信用情報に登録されませんので、このような相手から借りた場合は自分で把握しておくか相手に問い合わせるしかありません。

借金返済のコツ!
残りの借金はいくらか?あとどのくらいで完済できる予定なのか?については、これからも常に意識しておきましょう。
返済意識を高め、新たに借入しようとしたときにとどまるのにも役立ちます。

自分の収支を確認する

次は毎月の収入と生活に必要な支出を確認します。

スマホアプリの家計簿を使ってもいいですし、エクセルで計算しても、メモ書きでも構いません。
自分のやりやすい方法で、実際に使ったお金を家賃、光熱費、通信費、趣味、交際費などの項目別にまとめてみましょう。

返済に困る人に共通して、何にいくら使っているのかは分からないという傾向があります。
毎月の返済可能額を知る上でもとても重要なことですのでぜひご自身の支出をチェックしてみてください。

借金返済のコツ!
支出をチェックしてみて不要な出費・ムダな出費を見つけたら、解約・契約変更手続きをしてカットしましょう。
できれば今後もひと月ごとに収支を確認し、健全な収支バランスに近づけましょう。

借金の返済計画を立て直そう

現況が把握できたら返済計画を立てます。

先ほど確認した収入と支出の差が借金返済に充てられる上限額になりますので、この金額を元にしてシミュレーションしながら返済計画を立てていきましょう。

今より多くのお金を返済に回せそうだという方は、毎月の返済額を増やして返済計画を立て直せばいいのです。

収入から支出を引くと月々の返済額に数千円足りないという方、収入と支出が同じ もしくは 支出の方が多かったという方は、これから紹介する借金返済方法を実践した上で、返済計画を立て直してください。

返済に困ったときの借金返済方法

↑記事で紹介している具体的な返済方法がひと目で分かるような感じのイメージがあると嬉しいです。

借金の返済に困ったときは「返済に充てるお金を増やす」「借金の負担を減らす」という2つのアプローチがあります。

生活費を抑える、ムダな出費を省く、副業で収入を増やすといったことなどが前者にあたります。後者は、借り換えや過払い金請求、債務整理などですね。

この両方を組み合わせることでより効率的に借金を減らすことができます。
それでは、借金返済方法をまとめて紹介していきます。

借金した原因を絶つ

言うまでもありませんが、パチンコ、スロット、競馬といったギャンブルが原因で借金をしてしまった場合は、賭け事をやめましょう。

一攫千金を期待する気持ちはとても分かるのですが、残念ながら現実的ではありません。

ギャンブルに限らず、借金の原因を取り除かないことには借金は減っていきません。

もしも、借金の原因をやめたくてもやめられないのでしたら、依存症になっている可能性があります。
自分で解決するのは難しいので専門機関へ相談し適切なサポートを受けてください。

節約して支出を減らす

日常的な支出を抑えることができれば、借金返済に使えるお金を増やすことができます。
そうはいっても今までの生活を変えるのは簡単なことではありませんよね。

そこで、比較的取り組みやすく効果が高い節約術をご紹介します。

格安スマホに変える

格安スマホに変えるだけで、月5,000円以上節約することも可能です。

通信品質がすごく悪いのでは?と心配する声もありますが、ドコモやauといった通信事業者のネットワークを借りているので、通話もデータ通信も問題なく利用できます。

格安スマホに変えるのはちょっと勇気がいるという人は、料金プランの変更や無駄なオプションを解約するだけでも月数千円の節約になるかもしれません。
今の契約内容を見直してみましょう。

フリーWi-Fiを活用する

データ通信費の節約にはフリーWi-Fiの活用がおすすめです。

フリーWi-Fiは無料でインターネットに接続できるサービスで、携帯会社、コンビニ、飲食店、公共交通機関、自治体などさまざまな場所で提供されています。

通常は利用するのに入力や設定が必要ですが、自動接続してくれるアプリも登場してとても便利になっていますので、使ったことがない方は一度試してみてはいかがでしょうか。

外食を減らす

外食は、やはり高くつきます。
1日1,000円外食に使っていると、ひと月3万円、年間36万円もの出費になります。

独身男性だと自炊はムリと思うかもしれませんが、慣れてしまえば難しいことはありません。
最初は週に1食だけだとしても、2食、3食と増やしていけたらかなりのお金を浮かせることができますよ。

コンビニ・自販機で買わない

コンビニや自動販売機の価格は、スーパーやドラッグストアよりも割高です。
自販機で160円で売っているものがドラッグストアでは100円未満ということはよくあります。
買う場所を変えるだけで量や質を落とすことなく安く買えるのです。

毎日買っているものをやめる

出社前のコーヒー、休憩時間のお菓子、帰宅前のミネラルウォーター・・
何気なく毎日買う習慣が身に付いているものはありませんか。
水筒を持参したり、スーパーなどの無料で持ち帰れるミネラルウォーターを利用してはどうしょうか。
それが難しければ、買う頻度を半分にしてみるだけでも大分違いますね。

1週間の予算を決めて生活する

あれこれ考えるのは面倒という人には、あらかじめ1週間5,000円などと予算を決めて、そのお金だけで過ごす方法がおすすめです。
この方法では原則として現金以外は使いません。
クレジットカードを使うとポイントが貯まってお得感がありますが、こういったテクニックはお金の管理がきっちりできるようになってから実践しましょう。

給料日直後に買い物をしない

給料日直後は自由になるお金が増えるため衝動買いが一番多くなります。
この時期の買い物は無駄につながるのでやめましょう。

金曜の夜も気持ちが緩みがちですから、ネットショッピングも含め、できる限り買い物をしないようにします。

家賃が安い部屋へ引っ越す

収入に対して家賃が高過ぎるときは引っ越しも考えましょう。

何らかの理由で引っ越し費用がものすごくかかってしまうような場合は考えものですが、人によっては月数万円の節約になることもあります。

また、今のアパートに長年住んでいる人は、契約更新のタイミングで値引き交渉してみるのもありですね。物件価値が下がっていれば家賃を下げてもらえるかもしれません。

収入をアップさせる

節約とあわせて行いたいのが収入を増やすことです。

パートに出る

働いていない専業主婦の人はパートに出ましょう。
専業主婦の期間が長いと仕事復帰への不安も大きいと思いますが、始めてしまえば生活が楽になり、メリハリも生まれることでしょう。

求人フリーペーパーやサイトで仕事を探してもいいですし、子育て中の方なら子連れでも相談しやすいマザーズハローワークの利用もおすすめです。

ダブルワーク

すでにアルバイトやパートをしている状態でも、仕事を増やすことで収入アップが期待できます。
他のスタッフとの兼ね合いでこれ以上シフトを入れられない場合などは、ダブルワークで働くのが効果的ですね。

正社員になる

正社員になると収入が安定する上、国民健康保険から社会保険に切り替わることで社会保険の負担も減ります。

アルバイトやパートで働いている人は、職場に正社員登用制度がないかチェックしてみてください。

条件が合えば正社員になれるかもしれません。
制度がない企業でも正社員になるチャンスはゼロではありませんので、上司に相談してみるといいですね。

派遣社員の場合は、最長6ヶ月の派遣期間が終わった後に本人と派遣先が同意すれば正社員になれる紹介予定派遣という方法があります。
紹介予定派遣で働ける派遣先がないかぜひ派遣元の会社に聞いてみてください。

残業を増やす

残業した分だけ残業代が出る会社に勤めている人は、残業時間を増やせば収入が増えます。
一番手っ取り早い収入アップ方法かもしれませんね。

副業を始める

副業とは、本業と別に仕事を掛け持つことです。

裁量労働制やみなし残業制度があって残業代を増やせない人も、副業を始めれば収入をアップさせることが可能です。
本業は定時でさくっと終わらせて副業でがっつり稼ぐなんていうケースも十分ありえます。

副業は違法!?
一昔前は副業禁止の企業がほとんどでしたが、大手企業が副業を解禁するなど変化しつつあるようです。

本業に支障をきたさない範囲で自由に認めている会社、許可を取ればOKという会社などいろいろなパターンがあります。

ただ、サラリーマンの副業を禁止する法律はないものの、社内規定で副業が禁止されている場合は会社にバレてしまうと処分の対象になります。
なお公務員の副業については法律で禁止されています。(例外で認められる副業もあります)

人気の副業

夜の仕事 就業後の時間を使った夜間バイト。
警備員、清掃、バーテンダー、コンパニオン、ファミレス、コンビニなど業種はさまざま。
日雇いバイト 時給が高く安定して求人があるので、休日を使って日雇いで働く人も多い。
ネットビジネス 初期費用が少なく在宅で稼げるのが魅力。
アドセンス広告、アフィリエイト、情報販売など。
せどり 古本やCD・DVD、家電、おもちゃなど安く買ったものをアマゾンやヤフオク、メルカリで売り、仕入値と売値の差額を稼ぐ。
商品を購入したり販売時に商品状態を載せる手間があるが、利益を得やすい。
投資 FX、株式、不動産(アパート・駐車場)などの投資は副業禁止の場合でも違反にならないこともある。

仕事を変える

給料のいい仕事に転職する方法もありますね。
同業種でステップアップするも良し、年収、時給のいい業界にチャレンジするも良し。

借金返済のためにマグロ漁船に乗ったという話も聞きますが、これは、遥か遠い海で長期間にわたって漁をするマグロ遠洋漁業が、拘束期間が長く仕事内容が過酷な分、高収入が期待できるため借金返済に向いているとの考えです。

船上にいるときはお金を使うことがほとんどないので、お金を貯める環境としてもいいですね。

親・知人にお金を借りる

親や兄弟、親戚、友人などからお金を借りて借金の返済に充てる方法もあります。

周囲に借金のことを打ち明けなければならないことや、相手との関係が悪くなってしまうリスクがありますが、今借りている業者の取り立てから開放されるので精神的に楽になり、利息負担をなくせる場合もあります。

身内から借りるときも、後々のトラブルを避けるために、利息や返済期限などについてよく話し合いの上、必ず借用書を作成してください。

借用書に決まった書式はありませんので、インターネットでテンプレートをダウンロードするなどして用意しましょう。

ものを手放してお金を得る

お金に換えられるものを持っている人は、それらを手放すことも検討してみましょう。

自動車は保険、駐車場代、車検費用など所持しているだけで維持費がかかります。
もしあまり乗らないのでしたら車を売ってしまってもいいかもしれません。
必要なときだけカーシェアリングやレンタカーを使う方法もあります。

車ほどまとまったお金は手に入らないかもしれませんが、家にある不用品を売ってお金を得ることもできます。

最近はフリマアプリで簡単に売買ができるようになりましたし、自宅へ来て査定してくれる出張買取サービスや段ボールに入れて送るだけの宅配買取などもあります。

万が一のために入っている保険も見直してみてください。
不必要な契約を解約すれば、月々の保険料の支払いがなくなり、解約返戻金を借金返済に回せるかもしれません。

過払い金請求

過払い金請求とは、貸金業者に対して払い過ぎていた利息(過払い金)を取り戻す手続きのことで、長年にわたって借金を返済し続けている人は過払い金が発生している可能性があります。

過払い金請求で返ってきたお金で借金を完済もしくは減額できるかもしれません。
※貸金業者は、主に消費者金融やクレジットカード会社などです。

過払い金請求をするには、弁護士や司法書士などの専門家に依頼するのが一般的で、手数料はかかりますが手間のかかる計算や業者との交渉を代行してもらえます。

過払い金が発生している可能性が高いのは次のような人です。

・2010年に貸金業法が改正される前に借入をした
・完済してから10年経っていない

心あたりのある人は、過払い金請求を多く取り扱ってきた専門家へまずは無料相談してみるといいですね。

借金を1社にまとめる

複数の業者から借りている借金を1社にまとめることで、返済負担を軽くるすことができます。

例として、以下のD社、E社、F社からの借り入れを一本化するケースを見てみましょう。

D社 E社 F社 3社合計
借入額 50万円 借入額 35万円 借入額 30万円 借入額 115万円
金利 18.0% 金利 17.8% 金利 14.5% 金利
月々返済額 1万5千円 月々返済額 8千円 月々返済額 6千円 月々返済額 2万9千円
返済総額 69万8千円 返済総額 56万8千円 返済総額 46万2千円 返済総額 172万8千円

おまとめ後
借入額 115万円
金利 15.0%
月々返済額 2万6千円
返済総額 168万4千円

上のケースでは、毎月の返済額が3千円、返済総額が4万4千円減額されましたね。

このように、おまとめローンを利用することで金利が低くなって返済負担を軽くでき、毎月の返済管理も楽になるのがメリットです。

しかし、金利がさほど低くならない、月々の返済額を減らしたことで最終的な返済総額が増えてしまったという人も少なくないので、本当に有利なおまとめなのかをよく確認てから申し込むようにしてください。

金利が低いローンへ借り換える

おまとめローンは複数の借金を一つにまとめる方法でしたが、借入が1社だけでも今より金利が低いローンへ借り換えられれば返済負担が減ります。

消費者金融よりも銀行、ろうきん、信金などのカードローンの方が金利が低めです。
今現在、消費者金融で借りている人は、金融機関のローンへの借り換えを検討してみましょう。

下表は金利18.0%と14.0%で返済総額をシミュレーションした結果です。

借入額 月々返済額 金利18.0% 金利14.0%
50万円 1万円 93万1千円 75万4千円
1万2千円 79万円 68万8千円
1万5千円 69万8千円 63万6千円
100万円 2万円 186万2千円 150万9千円
2万2千円 169万2千円 143万3千円
2万5千円 153万8千円 135万4千円

100万円の借金を、金利18%で毎月2万5千円支払っていくよりも、金利14%で借り換えて毎月2万円返済していく方が返済総額も安く済むことが分かります。

また、金融機関のカードローンだけでなく、さらに低金利で借りられる制度がないかチェックしてみてください。

例えば、年金を受給している人は独立行政法人福祉医療機構(WAM)の年金担保貸付事業で借りれば年2.8%という低金利で借り換え可能です。

解約返戻金のある(掛け捨てでない)タイプの生命保険を契約している人は、生命保険会社の契約者貸付が利用できます。

独立行政法人福祉医療機構(WAM)の年金担保貸付事業

国民年金・厚生年金保険・労働者災害補償年金を担保としてお金を借りられる国が認めた唯一の制度で、資金使途として「債務等の一括整理」が認められています。
<金利>年金担保融資:年2.8% 労災年金担保融資:年2.1%
※年金担保貸付事業は、2022年3月末予定で受付終了が決定しています。
保険契約者貸付

生命保険の解約返戻金(保険解約時に戻ってくるお金)の一部を借りられる制度。
例えば、日本生命の場合、年3.0%~5.75%でインターネットもしくは電話をかけて簡単な手続きをすれば借りることができます。

法的手続きで借金を減らす

借金返済のためにできることはし尽した。それでも完済までたどり着けそうにない。
そんな場合は、債務整理をして利息や借金そのものを減らしましょう。

債務整理は、法律で認められている手続きで、次の4種類があります。

任意整理 裁判所を介さず、業者との話し合いによって将来の利息や遅延損害金をカットすることで返済負担を軽くする。
特定調停 裁判所に申し立てて、調停委員の仲介のもとで話し合いの上、将来の利息や遅延損害金をカットする。
弁護士などに依頼せず、書類作成や申立て手続きなどすべて自分で行う。
個人再生 大幅に少なくした借金を原則3年間で分割返済していく返済計画を裁判所に認めてもらう。計画通りに返済できれば残りの借金が免除される。
自己破産 裁判所に認めてもらってすべての借金をなくす。
家や車を含めた資産を手放さなければならない。

借金の状況やあなたの希望(A社の借金だけ整理したい、自宅を手放したくない、弁護士費用をかけたくない、家族に内緒にしたい‥など)によって最適な方法が異なりますので、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

債務整理については、こちらで分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。★★★内部リンクで

借金返済に困ったときの相談先

ここまでご紹介した借金返済方法の中には、自力でできるのもありますが個人では限界があるのも確かです。
自分の借金は自分で責任を持たなきゃと無理をしないで誰かに相談しましょう。

借金返済で困っている方が利用できる相談窓口を紹介しておきます。

・法テラス(日本司法支援センター)
国によって設立された法的トラブルの総合案内所。解決のための適切な相談窓口の紹介や、経済的余裕がない人へ無料相談、弁護士・司法書士費用の立て替えもしてくれます。
https://www.houterasu.or.jp/index.html

・日本弁護士連合会
国内のすべての弁護士、弁護士法人を会員とする組織で、借金トラブルや債務整理についての相談を全国の法律相談センターにて受け付けています。
https://www.nichibenren.or.jp/contact/consultation.html

・日本司法書士会連合会
全国の司法書士会を統括する組織で、全国各地にある司法書士会にて相談を受け付けています。
http://www.shiho-shoshi.or.jp/association/shiho_shoshi_list.php

・国民生活センター、消費生活センター
国民生活にかかわる問題の調査・研究を行っていて、商品やサービスなど消費生活全般に関する相談に乗ってくれます。
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

・日本クレジットカウンセリング協会
多重債務に陥った人のカウンセリングや任意整理・家計改善の手伝いをしてくれます。
http://www.jcco.or.jp/

・日本貸金業協会
貸金業法に基づく貸金業界の自主規制機関で、借金返済の相談、生活再建支援カウンセリングなどを行っています。
https://www.j-fsa.or.jp/

・市役所、区役所
お住まいの市区町村の相談窓口へも相談できます。
自治体によっては定期的に相談会を実施している場合もありますので、広報誌などをチェックしてみてください。

これから借金する人はどうすべき?賢い借金返済方法

これからお金を借りようとしている人は、次の5つのことに気をつけると借金返済に困ることがなくなります。

その1.本当に借りないといけないのか考える
我慢する、貯金がたまってから買う、別のもので代用するなど、借金する以外に方法がないかもう一度考えてみましょう。

その2.借金ということを忘れない
初めのうちは借金に抵抗感があっても、徐々に慣れてしまうものです。
自分の口座から下ろしているような感覚で借金を重ねることのないように、しっかりと借金だということを意識しましょう。

その3.適切な返済額に設定
決められた最低返済額だけを返済していると利息の支払いばかりで元金がなかなか減っていかないことがあります。

返済が長期化すると、利息総額が増えてしまいますので、月々の返済額のうちいくらが元金の返済に充てられるのか確認しましょう。
元金返済分が少ない場合は返済額を変更してください。

その4.返済日は給料日直後に
毎月の返済日を給料日の直後にすることで、残高不足で返済できなくなるのを防げます。

その5.臨時収入があったら追加返済
毎月〇日に〇円返済するという約定返済の他に、追加で返済できるのが追加返済、繰上返済です。
余裕があるときに多めに返すことで借金の利息を抑えることができます。

借金返済方法まとめ

ここまで、借金返済の解決策を探している方に向けて、さまざまな借金返済方法を紹介してきました。

こちらで紹介した借金返済方法

・借金状況と収支を把握し返済計画を立て直す
・借金の原因を絶つ
・節約する
格安スマホ、フリーWi-Fiを活用・外食を減らして自炊する
コンビニや自販機で買わない・毎日買う習慣のものを見直す
1週間の予算を決める・給料日直後の買い物はしない・家賃が安い部屋へ引っ越す
・収入アップする
仕事を始める、ダブルワーク、正社員登用、残業を増やす、副業、転職
・親や知人からお金を借りる
・車や不用品を売る、保険を解約する
・過払い金請求
・借金を一本化
・低金利ローンへ借り換え(年金担保融資、生命保険の契約者貸付も利用可)
・債務整理(任意整理、特定調停、個人再生、自己破産)

また、今後のために借金返済に困らない返済のコツについてもお伝えしました。

・借りる前に本当に必要な借金か考える
・借金という意識を常に持つ
・毎月の返済額が適切かチェックして少ない場合は変更する
・返済日は給料日直後にする
・余裕があるときは追加返済する

借金は放っておくとどんどん増えるばかりです。
借金にも時効があると言われますが、時効が成立するには条件があり、簡単に踏み倒せるものではありません。

ここでお話しした内容が、あなたの借金解決に向けた第一歩のお役に立てたら幸いです。